最近では性別に関係なく、ピアスはアクセサリーとして定番のアイテムとなっています。種類や素材も豊富で、様々なシーンでおしゃれを楽しむことができます。しかし、安易に友達同士や自分でピアスの穴を開ける人も多く、ピアスのホールのゆがみや、その後の処置の不十分さなどから化膿などのトラブルが起きることも少なくありません。医療機関でのピアッシングは衛生的にも安全で、穴あけ後のトラブルがあった場合も、穴をふさがずに治療することができます。ピアッシングは医療行為になりますので、信頼のおける医療施設で指導を受け、開けられることが望ましいです。
当院では、耳たぶ、耳の軟骨、へそのピアスなどのボディピアスの穴あけを行っています。
耳たぶは専用のピアッサーを使うので正確な角度で衛生的に施術が可能です。軟骨ピアスの場合、ニードルを使用して穴あけを行います。ニードルでの穴あけは、まわりの組織に鈍的な損傷を与えることなく穴あけが可能ですので、トラブルの可能性も低く、正確な位置での穴あけが可能です。
また、ニードルで穴あけをする場合、ご希望のピアスがあれば、ご持参いただければ、滅菌してそのピアスをファーストピアスとして使用することも可能です。
ニードルでの穴あけには局所麻酔を使用しますので、痛みはありません。
ピアスの穴あけは、ピアスを開ける位置や角度、穴の開け方によって仕上がりに差がでます。一度開けたピアスはずっとそのままなので、一度で正確に開けないといけません。
※副作用(リスク)として内出血、発赤、腫れ、痛み、つっぱり感、熱感、硬結を生じる事があります。稀にアレルギー、感染、痺れ、蕁麻疹、痒み、発熱などを生じることがあります。